MODERN ASIAN STUDIES REVIEW Vol.5 新たなアジア研究に向けて5号
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アジア資料学研究シリーズ4.キリシタン版と『ひですの経』 ・発見の経緯 ・特殊なキリシタン版(木活字の活字印影が多い。定訓と固定表記の関係に反する。) ・活字デザインの相違,「第三種活字」の作成 ・断簡(裏表紙の裏打ちに利用された反故紙)と本篇の相違5.原田版『こんてむつすむんぢ』の版式 ・異なった形状の活字,乱版(活字と木版の混合装丁) ・連綿率と非連綿の例使用資料: キリシタン版『Flosculi ex veteris, ac novi testamenti』 『スピリツアル修行写本』 重要文化財『ドチリーナ・キリシタン』の複製本キリシタン文献II―キリシタン版の紙と活字―豊島 正之(上智大学教授) キリシタン版の紙と活字を書誌学的に検証し,日本の書誌の特徴を把握する。また,校正におけるさまざまなエピソードについて印刷物を通して考察し,当時の印刷方法や技術について理解する。1.はじめに:キリシタン版の種類2.判型:判型の格付け3.判式:面付け4.紙(繊維):文書の種類と紙との対応麻紙,楮紙,斐紙5.紙(格付け)鳥の子,写本,キリシタン版の紙6.活字仮名・漢字金属活字印刷,漢字鋳造の技術,印刷年表,Jorge de Loyala版下(筆跡と草書体)7.校正校正者,印刷者,著者8.翻訳その国最初の印刷045

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